わきがの原因

わきがの一番の原因となるのはアポクリン線ですが、そのほかの分泌腺の中にもわきがに一役買っているものがあります。

アポクリン腺

わきがの元凶、 アポクリン腺 は、ワキの下をはじめ乳輪、へその周囲、外耳道、外陰部、肛門の周囲など限られた部分にのみ分布しており、毛穴と直結しています。 アポクリン腺 から出る汗の成分は、脂肪・鉄分・色素・蛍光物質・尿素・アンモニアなどで、汗といっても粘り気のある乳白色がかった液体です。分泌される汗自体はほとん ど臭いませんが、空気に触れると変質しやすく、皮膚表面の細菌によって分解されると独特のニオイを発するようになります。普通アポクリン腺は、ホルモンの 関係上、思春期にいくらの粒くらいの大きさに発達し老年期に小さく衰えて行きます。したがって中学生頃からわきがは最も多く発生します。

エクリン腺

エクリン腺 はほぼ全身にくまなく分布しており、体温調節などの役割を持っています。ここから出る汗の主成分は、塩分を含んだ水です(水:塩= 99 : 1 )。エクリン腺からの汗は、アポクリン腺の汗のニオイを広がらせる役目を果たします。

皮脂腺

アポクリン腺と同様に毛穴と直結し、皮脂を分泌して皮膚を乾燥から守っています。この皮脂腺分泌物に含まれる脂肪酸が雑菌と混ざり合うと、わきがの臭いを強め、さらに衣類や下着のワキの部分に黄褐色のシミなどが付着します。